【おまんちん】己を知り、己を知れば、百戦危うからず

どうも、おまんちんです。
共同ブログ最初の記事は、強い人と弱い人の決定的な差についてお話したいと思います。

孫子曰く「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
意味としては、敵の実力を見極め、己の力を客観的に判断して敵と戦えば、100戦したところで危機に陥るようなことはない。
というものです。
有名な言葉なので聞いたことがある人も多いと思います。
カードゲームにおいては、
敵と言えば対戦相手や、大会の環境をイメージする人が多いと思いますが、それは間違いです。

対戦相手や環境というのは、例えるなら戦場です。
その場所(環境)で戦うというだけのもので、敵ではないのです。
では、本当の敵とは何か...?

答えは自分自身です。
正確には自分自身の邪念です。

一度大会に参加したら当日のデッキ変更は当然できないので、勝てなかった場合は敗因の9割がデッキ選択のミスです。
強いデッキを自分で見つけられるか、判断できるかどうかの戦いであり、
すなわち自分との戦いなのです。

しかし、あらゆる邪念がそれを邪魔します。
このカードが好きだから、
ずっとこのデッキを使ってきたから、
調整相手のデッキの方が強いのにムキになったり、
あいつは運がいいのになんで自分は運が悪いんだろう...
あげればキリがないですが、様々な邪念により正確な判断ができなくなります。

本当の敵、自分自身との戦いを意識出来るかどうかが、強い人と弱い人との決定的な差なのです。

どう自分と戦うか、どうやって邪念を振り払うかというと、
あるがままに受け入れて、自分に正直になれるマインドをつくること。これしかありません。
調整して自分が感じたことや、仲間に言われて気づいたことには、素直にならなければいけません。
一生懸命組んだデッキが調整でボコボコにされるのは確かに悔しいですが、
そういう時に、「お前のそのデッキ強いな。俺にも教えてくれよ。」と言えなくてはならないのです。
ここでムキになって無駄な調整に時間を割いたり、目的が大会の優勝ではなく身内に勝つことになってしまっては大会で勝てるわけがないですよね。
一緒に調整するメンバーは敵ではなく仲間なんです。
本当の敵は自分の邪念。

この記事を読んで本当の敵を理解できたなら、あなたは今、強者の扉を開けたのです。